ゴキブログ一覧
2021 .2.26
Therea olegrandjeani産卵数
Number of oothecae laid of a Therea olegrandjeani
羽化当初.
現在.
♂は白い部分があまり変わっていませんが,♀は黒が多くなっています.
白が多い子孫を残す予定でペア飼育したのですが,期待薄になってきました.
♀が生んだ卵鞘は9個.
予想より少なかったです.
まあ,1個体だけの記録ですから実際はもっと多い可能性もあります.
しかし,このうち1個は形が変なので,限界なのかもしてません.
♀の成虫になってからの寿命は約4ヵ月でした.
野外種としては標準.
♂はまだ元気にしているので引き続き飼育します.
この後卵鞘が孵化はじめるのは・・・早いのは3か月以上経過しているのでそろそろ孵化するかもしれません.
遅い卵鞘で約3か月後.
それらが成虫になるのはさらに10ヵ月程度かかると思うので来年の今頃結果がわかることになります.
来年の楽しみが出来ました.
次は♂成虫の寿命です.
2021 .2.25
ニューギニアヤリガタリクウズムシ孵化
Hatch of a Platydemus manokwari egg
ニューギニアヤリガタリクウズムシ孵化まじかの卵です.
中で動いています.
産卵から12日後.
瞬間を見ようと思っていましたが,少し目を離したすきに出ておりました.
生れた数は7匹.
本種は特定外来生物に指定されており,無許可では飼育できません.
こちらでは,研究のため飼養申請をして飼育しています.
しかし,幼体は使えないので殺処分をします.
関係機関には,いつ増えていつ減ったか毎月報告書を提出して飼育管理をしています.
無許可飼育はしないようにしてください.
2021 .2.24
Aeluropoda insignis床換え
Cleaning of the Aeluropoda insigni breeding container
約半年ぶりです.
シェルターはゴミを落として引き続き使用.
水は毎回このように汚くなります.
シェルターや餌箱を移して最後はザー.
左が♂,右が♀.
マダガスカル島に生息して1属1種.
ゴキブリ4600種ほどの中で,こんな特異な形をしたゴキブリは本種ぐらいなんでしょう.
どんな場所にどのように暮らしているのか見てみたいですね.
2021 .2.22
モモタマナにハダニ
吹っ切れてます.
Spider mites on Terminalia catappa
殺虫剤の後遺症から賦活したこの株.
丈は低いですが,葉はこんなに大きくなります.
このサイズだとゴキブリには使用しにくいですが,仕方なし.
葉裏を触っているとベトベト液が付着した.
裏をよく見るとダニ!が付いている.
ハダニですね.
一回も外に出していないのですが,入り込むんですね.
普通なら農薬を使うのですが,ゴキブリのために育てているので使えない.
幸い,まだ多くないので葉裏を確認しながら指で潰していますがそのうち面倒になりそう.
以前,牛乳などを聞いたことあるので場合によっては使ってみるかも.
昆虫ってたくましいです.
もうすぐ春ですしね.
2021 .2.19
運命の日
Date of destiny
巣ごもりから今日でちょうど2か月.
結局動きがありませんでした.
ゴキブリも寂しそう.
Gha!
・・・・
2年と少し.
ありがとう.
さようなら.
2021 .2.18
掃除機とPolyphaga aegyptica
Vacuum cleaners and Polyphaga aegyptica
トランスフォビア状態が去ったPolyphaga aegyptica.
こちらは,♂が軽そうなので掃除機で吸引できるのではないかと思いやってみた.
使うのは,紙パック式掃除機.
吸えるか~と思ったが,意外と♂も重い.
下手すると,幼虫も吸いそうなので中止.
仕方なく手作業で行いました.
2021 .2.17
スズキゴキブリ累代半分あきらめ
About ready to give up of Eon breeding of Periplaneta suzukii
現状.
卵鞘は沢山産んでいるのですが,幼虫は1匹もいない.
普通,何かの間違いで孵化する卵鞘がありそうだが皆無.
まだ幼虫がいるので・・なんて悠長なことを言っている場合ではなく,抜本的な変化を起こさないと間違いなく終わる.
ここの所超忙しく,頭に余裕が全くない.
それが過ぎ去ろうとするときに又次が来て超が続く.
言い訳ばかり並べても将来がないので何とかしたいと思います.
とりあえず,簡単な掃除だけ今回は行いました.
2021 .2.16
シロマダラ餌食い状況
Feeding conditions of a Dinodon orientalis
Wikipedia(2021.02.16.アクセス)には属の変更について書かれていますね.
最近の分類ではオオカミヘビ属(Lycodon)であるとする説が有力とあり,Lycodon orientalisになるとか.
さておき,すでに成獣となりそれなりの大きさの餌を食べる安心個体となりました.
が,餌の頭が大きいと嫌うらしいので,頭は指で狭めて置くようにしています.
最近は残さなくなり,うれしい限りです.
次の脱皮は4/6頃.
エサは1週間ごとなので,その間に8匹.
ヤバい,夏まで持ちそうにない.
何とか考えたいと思います.
2021 .2.15
Therea olegrandjeani床換え
Cleaning of the Therea olegrandjeani breeding container
トライポフォビア状態の成虫が一気に寿命を迎え,そろそろ掃除しないといけない時期に来てしまった.
この中には,沢山の死骸と卵鞘と少数の幼虫が混在している.
最初は手で分けていたがらちが明かない.
そこで,100均の篩の登場.
それなりにうまくいく.
卵鞘ケース.
幼虫や元気な成虫ケース.
何とか空に.
卵鞘はこんなにもたまりました.
そして,幼虫類のケースも綺麗.
大分齢数が混ざってきました.
しかし,若齢,中齢,終齢成虫がまんべんなくそろうのはもう少しかかりそうです.
2021 .2.12
ブロッコリー
Broccoli
和名:ミドリハナヤサイ または メハナヤサイ
学名:Brassica oleracea var. italica
「ブロッコリー」って,和名や学名があったんですね.
当たり前といえばそうなんですが,ブロッコリーと聞くと「マヨネーズかけて美味し」くらいしか思い浮ばない(笑).
ゴキブリが意外と青物を食べることがわかったので,私も好きなブロッコリーなら喜んで食べるだろうと思い,青物好きのマダラゴキブリと,色々食べさせているスズキゴキブリに入れてみた.
食べない!
怖くなるほど食べない.
スズキゴキブリが茎の内部を少し齧っただけ.
リンゴはOk.
ブロッコリーには申し訳ないが退場してもらった.
2021 .2.10
Paratemnopteryx colloniana もう少し
Paratemnopteryx colloniana a little more
最後にケースの掃除をしてからもう少しで3年目を迎える.
餌の追加と水容器の交換だけ.
マデイラゴキブリはシェルターから角が生えたが,こちらはそのような造形物は出来ない.
その代わりシェルターは風化したように朽ちかけている.
餌入れにもこれだけの厚みで糞が堆積している.
今回も水と餌だけ変えてあとはそのままにしておきました.
2021 .2.9
ムカデとゴキブリ
Centipedes and cockroaches
ペルビアンですがまだ出てこないです.
今月の19日で2か月になります.
何があったにせよ,2か月あれば状況は落ち着いているはず.
来週金曜日までに変化なければそっと覗いてみたいと思います.
その中で暮らすElliptorhina javanica.
下を向いて寂しそう?
という訳ではないのですが,餌を食べる時等はこのように顔を上げます.
2021 .2.8
ヘビ3種脱皮
Molting of 3 species snakes
珍しく,3種の脱皮時期が同じになった.
シマヘビ.
前回からちょうど2か月目.
アオダイショウ.
こちらは約2.5ヵ月.
シロマダラ.
こちらもちょうど2か月.
約550cm.
成獣になるとこんな間隔なのだろうか.
4匹揃うことがあるだろうか.
まあ,惑星直列並みのレアさになりそうですが.
2021 .2.5
ご報告
Report
1月14日に公益社団法人日本建築衛生管理教育センター会長より,建築物の環境衛生管理事業功労者として会長表彰をいただきました.
関係者の皆様,誠にありがとうございました.
2021 .2.4
ブラーミニメクラヘビの放し飼いの結果
The result of putting a Ramphotyphlops braminus into a termite colony.
2019年11月にブラーミニメクラヘビを放飼したヤマトシロアリコロニーです.
入れた当初の目論見では,シロアリが減って外からケース越しに見られなくなったら,ヘビを取り出し次のシロアリ容器に投入.その頃は単為生殖により2,3匹に増えている予定だった.
実際に,昨年夏ころはシロアリの数が減ってきていた.
このままいなくなるかなと思っていたらその後ぶり返してきて,年末は脱走蟻道を作りまくっていた.
今年に入り,また数が激減し外から見えなくなっていた.
餌木を見ると,いることはいる.
しかし,頃合いだろうと内部を確認した.
土中の木片にいたシロアリ.
数匹しかいない.
近くには死骸が見える.
表面の木に付いていた個体と合わせても50匹はいないだろう.
ヘビはというとやはりいない.
昨年シロアリが減ったころはもしかしたら生きていたのかもしれないが,産卵せずに死亡したのだろう.
野外採集なので寿命もわからないから,高齢だった可能性もある.
某HPでは増えた記録もあるので,無茶な事ではないと思うが生存確認しにくいのでこういった飼育は記録をとるのには良くない.
まじめに飼育するなら,プリンカップに入れて定期的にシロアリを与える方法がよさそうだ.
取り合えず,シロアリは残っていたので次回飼育に備え飼育セットを組みなおした.
2021 .2.3
春に誘われたクロゴキブリ
Periplaneta fuliginosa tempted in spring
今日は立春.
という訳ではないのだろうが,今年初のクロゴキブリ.
?
何となく変.
近寄るもやはり変.
肢が接地していない.
想像通りの状態.
まだ新しいか確認したが乾燥しており,昨年の者のようだ.
今日は強風が吹いていたので,ひっそりと隠れていたこいつが風で吹き飛ばされてきたのだろう.
暗い話が多い昨今,春らしい出来事でした.
2021 .2.2
久米島産ウルシゴキブリ復活
Increases of the Periplaneta japanna from Kumejima
クラッシュの前後に産卵された卵鞘から孵化した幼虫は,全て新調した飼育環境の中では死亡することなく中齢程度まで成長した.
この様に,ゴミにも死骸は全くなし.
古すぎるシェルターは使わない方が良いのでしょう.
小プラケから中プラケに移動.
しかし,先日のマデイラゴキブリのように新品に定期的に変えていたら気が付かない現象もあり,悩ましい所である.
もう1ケースは生き残りの成虫ペア.
こちらも幼虫から生き延びて成虫になった者で一応抑えとして混ぜずに飼育.
2021 .2.1
トイレでハエトリ
Jumping spider in the toilet
早いもので2月になりました.1年の1/12がも終わりです.
時間の流れに乗り遅れないようにしないと,2022年もすぐそこです.
で,春なのか用を足しているとトイレにアダンソンハエトリ出没.
事務所内は,一部ネズミを飼育しているのでシバンムシ類やノシメマダラメイガなどが餌になってると思うが,トイレはPCOだけあって,チョウバエなどは皆無.
このままでは腹減るだろうと廊下に出してあげました.
野外では越冬していると思うが,屋内は外より暖かいのか,年間通して見かけます.